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データ改ざん認定も「虚偽広告」とは認めず  ディオバン事件、東京地裁が無罪判決( 2017年3月17日 )

 ノバルティス ファーマのARB「ディオバン」(一般名=バルサルタン)を巡る臨床試験データ改ざん事件の判決公判が16日に東京地裁であり、辻川靖夫裁判長は、旧薬事法違反(虚偽・誇大広告)の罪に問われた同社元社員の白橋伸雄被告(求刑・懲役2年6月)と法人としての同社(求刑・罰金400万円)に対し、いずれも無罪を言い渡した。判決では白橋被告による試験データの意図的改ざんを認定し、「ディオバンの有用性を示すような論文の発表に大きく関与した」と指摘したが、改ざんデータを研究者に提供し、それに基づく論文を学術雑誌に投稿・掲載してもらった行為は虚偽・誇大広告には当たらないとの判断を示した。

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