日刊薬業トップ > 【謹告】テリパラチド酢酸塩に関する特許権について

【謹告】テリパラチド酢酸塩に関する特許権について

7/6 04:59

謹   告

テリパラチド酢酸塩に関する特許権について

 旭化成ファーマ株式会社(以下「当社」)は、テリパラチド酢酸塩を有効成分とする「テリボン®皮下注用56.5μg」を製造販売しております。
 当社は、テリパラチド酢酸塩を有効成分とする骨粗鬆症治療剤ないし予防剤に関する特許権7件(日本特許第6522715号、同第6150846号、同第6043008号、同第6198346号、同第6275900号、同第6274634号、同第6301524号)、テリパラチド酢酸塩を有効成分とする凍結乾燥製剤等に関する特許権10件(日本特許第5922833号、同第5960935号、同第5996824号、同第6031633号、同第6057492号、同第6025881号、同第6258426号、同第6487597号、同第6467102号、同第6510737号)を保有しております。

 これらの特許権のうち、骨粗鬆症治療剤ないし予防剤に関する特許権7件に対し、平成30年に6件、令和元年に2件の無効審判請求を受け、1件(特許第6274634号に対する無効審判)で特許無効との審決がなされたものの現時点で有効に存続しており、4件(特許第6150846号、同第6043008号、同第6198346号、同第6301524号に対する無効審判)で特許有効との審決が、令和2年4月30日、同年3月31日、同年4月22日、同年2月18日に各々なされております。残りの3件(特許第6275900号、同第6522715号、同第6198346号に対する無効審判)は審理中ですが、当社といたしましては、これら当社特許は有効であると確信いたしております。

 当社は、これら特許権を侵害する行為、または侵害するおそれのある行為に対しましては、厳正なる法的処置を講じる所存です。
 テリパラチド酢酸塩を有効成分とする骨粗鬆症治療剤ないし予防剤またはテリパラチド酢酸塩を有効成分とする凍結乾燥製剤の製造、販売、輸入等を計画されている企業におかれましては、当社の知的財産権の侵害行為のないよう、十分ご留意いただきたくお知らせ申し上げます。

 2020年7月6日

   旭化成ファーマ株式会社
     東京都千代田区有楽町一丁目1番2号

前のページへ戻る