海外売上高比率の高い製薬企業に、円安による増収効果が出ている。2022年4~6月期決算で大手・準大手7社について調べたところ、武田薬品工業の878億円を筆頭に5社が100億円を超えたことが分かった。ただ、多くの企業は営業利益への効果が限定的で、アステラス製薬がコアベースで74億円減となったほか、第一三共やエーザイも円安がマイナスに働いた。各社とも為替の影響を除いた業績は、ほぼ予想通りの進捗を見せ ...続き
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