千葉豪雨、医薬品関連の大きな被害なし

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 千葉県で13日、「令和8年8月千葉豪雨」が発生し、一部地域で広範囲の浸水が発生するなどの被害が出た。日刊薬業が14日午後に確認した範囲では、医療用医薬品関連企業の事業拠点において大きな被害は確認されていない。

 PDRファーマの千葉工場(山武市)は、富士フイルム富山化学が所有していた2019年9月当時に台風の影響で停電が発生し、一部製品の供給に支障が出た。だが、PDRファーマによると、今回は「問題なく製造できる状況」にあるという。

 医薬品流通では、お盆前に取引先に一定数を納入する傾向があったことも手伝い、14日時点で大きな問題は発生していないもようだ。地場卸の岩渕薬品は、四街道市の本社や県内の営業所において大きな被害は発生していないという。広域卸のアルフレッサ ホールディングス(HD)、メディパルHD、スズケン、東邦HDは、いずれも県内の事業所において事業に著しく影響を及ぼすような被害は起こっていない。

 ただ、冠水や交通規制などの影響を受け、スズケンにおいて一部で配送の遅延が発生した。また、東邦HDグループの調剤薬局の中には、床上浸水で14日の営業を取りやめた事例が1店舗であった。

 このほか、14日時点で担当者と連絡が取れない医療用医薬品関連企業も複数あった。(大塚 達也)
 

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