北陸豪雨、一部で医薬品配送中止も
卸5社、人的・物的被害はなし【無料公開】
線状降水帯の発生によって石川県と富山県では27日早朝にレベル5大雨特別警報が発令された。現地で医薬品流通に携わる卸各社の状況を同日、日刊薬業が取材したところ、人的被害や物的被害は確認されなかった。ただ、最も雨の強かった石川県羽咋市や富山県氷見市において、道路状況の悪化によって医薬品配送に支障が出た卸もあった。
メディパル ホールディングス(HD)、スズケン、東邦HD、子会社・明祥(金沢市)が北陸地方で業務を行うアルフレッサHD、地場卸ファイネス(同市)はいずれも、従業員や事業所などに対する被害を確認していないという。
医薬品配送に大きな影響が出ていない会社も多かったが、ファイネスは氷見エリアで1日2回の配送業務を中止するケースが生じた。羽咋エリアの一部でも配送できないケースがあったという。また、高速道路が一部通行止めになった影響で、通常よりも配送に時間を要することもあったようだ。
北陸地方の大雨は28日まで続く見込みのため、各社は従業員の安全を優先させつつ災害への警戒を続けている。(大塚 達也)