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ジェネリック医薬品に対する医療現場のニーズは価格だけではない 医療安全を重視する薬剤師の視点を学ぶ

7/23 05:00

 2014年4月の診療報酬改定でDPC/PDPS対象病院の機能評価係数IIに加わった「後発医薬品係数」に注目が集まっている。これまでジェネリック医薬品(GE)の採用に消極的だった都内の私大付属病院でも大規模なGE採用の動きが見られるなど、従来のGE促進策に反応してこなかった医療機関にも影響が広がりはじめている。
 こうした背景の中、医療機関でのGEの採用に影響力を持つ薬剤師は、いったいどのような視点でGEを評価・選択しているのだろうか。院内で薬物治療の安全を担う立場の薬剤師が、GE選択のためにどのようなポイントを評価しているのか、医療現場に安心・安全な医薬品の供給を第一義とする製薬・卸サイドにも理解が欠かせないだろう。
 14年7月に発刊された【月刊薬事7月臨時増刊号】「医療安全のために薬剤師力を活かす ジェネリック医薬品の評価と選択」(発行:じほう/A4変形判/定価[本体2400円+税])は、患者の服用時の安全、薬剤師など医療従事者が医薬品を取り扱う時の安全確保や効率化など、GEの評価ポイントについて製品を挙げながら具体的に紹介。医療現場が求めるGEを開発・供給するため、製薬企業の方にも参考にしてほしい1冊となっている。

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